京都しょうざん
〒600-8184 京都市下京区珠数屋町
間之町東入天神町397
共催 鶴太郎・織と染事務局
協賛 (株)太田プロダクション
技術協力 (株)京藝
片岡鶴太郎が織と染に表現した、こころの絵。
気負わず、てらわず、心が受けとめるままに自然に表現されたものが愛しい。
それは、いつか忘れてきた素直な心のありかをもう一度取り戻したいと願う思い。そんな思いにまさに応えてくれる、形が、色彩が、描線があります。
墨絵、顔彩、コラージュ、油絵、そして陶器や漆器の絵付け・・・
数々の表現にその才を見せる片岡鶴太郎が、日本の工芸の原点、「織と染」の世界に出会いました。今、「織と染」にその命があふれます。
Message
「ああ、描きたいなぁ」と心が欲したときが、
描きどきです。だからモチーフは探しません
日常の中で出会ったもの、ふと心が動いたもの
こそが描きたいものなんです。だからいつも、
ぼくの絵は、そのときそのまま、ありのままのぼく自身。
そんな絵が「織と染」に表現されて、新しい息吹を
もつことになりました。
ぼくという存在は、花や魚やトンボたちと同次元で
生かされている。みんな一緒にどこかでつながって
生きている。そんな気持ちで描いた絵が、「織と染」と
いう新しい画布を得てみなさまの新たな教官を
得られればとてもうれしく思います。